投資戦略

オニールの成長株発掘法① CAN-SLIM投資法

投稿日:2017年12月6日 更新日:

米国株ブログ界隈で人気の高い著名人と言えばバフェットやシーゲル教授の名が上がります。

どちらもバリュー投資の神ですが、グロース投資にもウィリアム・J・オニールという人がいます。

数少ない保有銘柄の情報ばかり紹介していてもネタ切れ感が激しいので、当ブログでは米国株ブログ界隈では比較的マイナーなオニールの投資法のエッセンスを紹介するとともに、本当に当たっているかについても検証していこうと思います。

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ウィリアム・J・オニール

このおじいさんがウィリアム・J・オニールです。

オニールはベストセラー「マーケットの魔術師」で紹介された、アメリカの投資業界でもっとも成功した人物の一人です。

証券会社でえた利益によって30歳でニューヨーク証券取引所の会員権を取得し、投資調査会社ウィリアム・オニール・アンド・カンパニーを設立。同社の現在の客には世界の大手機関投資家で資金運用を担当する600人が名を連ねています。

オニールの投資法は、比較的小さな会社のうちから、成長の速そうな株を探し出し、短期間のうちに利益を上げて行く方法です。

市況が良い、悪いに関わらず、オニールが開発した銘柄選択法「CAN-SLIM」を用いることで、大化けしそうな成長銘柄のスクリーニングが可能と言われています。

また、オニールは過去の数百、数千枚のチャートから経験則として急成長のシグナルとなるチャートの形を導きました。

オニール曰く、CAN-SLIMとチャートの見極めの両方を習得することで、成長株投資を成功させる確率を格段に高めることができるそうです。

成長株投資の奥義「CAN-SLIM」

オニールは著書の中で、スクリーニング観点のそれぞれの頭文字をとり、CAN-SLIMという必殺技を提唱しています。

  • C:Current Quarterly Earnings:四半期EPSと売上
  • A:Annual Earnings Increases:年間の増加収益
  • N:Newer Companies,New Prodcts ,New Xxx New Hight Off Properly Formed Bases:何かしらの新しいニュースと新高値の更新
  • S:Supply and Emand:株式の需要と供給
  • L:Leader or Laggard:先導銘柄か出遅れか
  • I:Institutional Sponsorship:機関投資家の保有
  • M:Market Direction:株式市場の動向

オニールの教え:大化け銘柄を買い逃す主な理由

オニールの書籍の最後には、大化け銘柄を買い逃す主な理由として以下の4点が指摘されています。

  1. 疑念、恐れ、知識の欠如。ほとんどの大化け銘柄は比較的新しい企業である。新しい企業はアメリカの成長の原動力であり、革新的な製品やサービスの大部分を生み出している。
  2. PERにとらわれ過ぎている。社会的通念とは裏腹に、最高の銘柄が低PERで売られることはほとんどない。低いPERを選択基準にすると最高の銘柄のほとんどを取り逃がすことになる。
  3. 真のリーダーは新高値かその近くから新しい動きをするものということを理解していない。株価が下落したところで買うのではなく、高値近辺でもみ合い、ブレイクして新高値をつけるような上昇中の銘柄を買うべきである
  4. ちょっとした調整で振るい落とされたり、利食いを急ぎ過ぎたり、必要があれば株価が上がった銘柄を再び買うことが精神的にできない。また、売るのが遅すぎる。

自省の念も込めて改めてここに記載しておきます。

まとめ

本記事では、私がバリュー投資からグロース投資に転換したきっかけとなったオニール本の大枠について紹介しました。

このオニール本ですが、過去のデータを詳細に分析して徹底してルール化している点が、理系の私には合っており、大変勉強になった記憶があるのですが、どうにもボリューミーで、記憶に残っているかというと微妙です。

正直、覚えていることといえば2点で、「出来高をともなって新高値を更新した銘柄を買え」というのと、「取っ手付きカップというチャートは上昇の合図」という2つだけなので、グロース投資の地合いが悪い今のうちに、オニール手法を紹介していこうと思います。

続き

第2回:C:当期利益の増加

 

第3回:A:通年の収益の増加

 

第4回:N:新しいニュースと新高値の更新

 







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