投資戦略

ハイプサイクル的に米国株を整理してみた

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皆さんは、ガートナーのテクノロジ・ハイプ・サイクルというチャートをご存知でしょうか?

詳しくは後ほど触れますが、何となくカッコよくテクノロジーの成熟度合いが整理されていて、わかるようでわからない、そんなチャートです。

今回は、そんなおしゃれなチャートに倣って、独断と偏見で米国株式を整理してみました。

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【元祖】ガートナー社のテクノロジー・ハイプ・サイクル 2018

米国株のハイプサイクルを整理する前に、ガートナー社の元祖ハイプサイクルを概説してみます。

以下に示すのが、有名なハイプサイクルの絵です。

ガートナーが出すテクノロジートレンドというとだいたい、この絵が出てきます。ビジネスの場でテクノロジ的に困ると、どこぞのコンサルはこの絵を持ち出して、説明したりするわけです。

このフレームワークの新しいところは、技術の盛衰を「期待度」という縦軸で整理している点です。

全ての技術は、基礎技術として生まれ、徐々に期待度が上がってきます。そして期待度のピークを迎え、実際の技術と世の中の期待との間にギャップが生まれ始めます。

上記の図で言えば、期待の真っ盛りにある技術は「ブロックチェーン」、「AI」なわけですが、例えば「AIに仕事が奪われる」とか、「ブロックチェーンを謳うと株価が急上昇する。」など、実際の技術でできることと世間の期待にはすでに大きなギャップがある状況と言えます。

このような状況を数年経て、企業の中でAIやブロックチェーンのトライアル実証が一巡すると次第に企業も、そこまで技術が万能ではなく、実運用には問題がたくさんあることを理解します。これが減衰期です。

その後、期待の過熱感がすっかり冷め切った後に、水面下で細々とその技術は成熟していき、次第に実ビジネスに適用されるようにあり、最後には生産性の安定期を迎えます。

つまり、期待度に着目し、新技術が生まれてから、枯れるまでを描いた絵がハイプサイクルということです。

ちなみに、それぞれのフェーズの詳細な説明については、wikipediaに以下のように書いてありました。

米国株をハイプサイクル風に整理してみる。

さて、今回は米国株を前述のハイプサイクル風に整理したいと思います。

なぜ、ハイプサイクルで整理しようかと思ったかというと、完全な思いつきですが、株がIPOして、徐々に期待を高めていき、最終的に経営が安定し、高配当化・連続増配化していくという株式の成長の過程がハイプサイクルの考え方と似ていると思ったからです。

なので、軸の解釈を若干、変更した上で、ハイプサイクル風に以下のようにマッピングしてみました。

元祖とのフレームワークとの変更点は2点です。

  1. 横軸ですが、5段階の最後の段階を高配当の安定期に変えています。企業も成長していくと徐々に無配から、配当を出すようになり、高配当化していくだろうという考えからこのように変更を行いました。
  2. 次に変更した点は、各マーカーの色です。元祖のマーカーの色は結構わかりづらく、その技術が本格的に採用されるようになるまでの時間軸を表しているのですが、上記の図では単純に株価の状況を3段階で示しています。
    (各株価の200日移動平均線が上向きなら緑、真横なら黄色、下向きなら赤という形で表しています。)

ちなみに各銘柄の左右の位置については完全に主観で決めてるので、異論は認めます。ちなみに私はグロース株中心なので、右半分の細かいポジショニングは正直よくわかってません。

ハイプサイクルと投資戦略

整理したハイプサイクルに投資戦略をマッピングすると下図のようになると考えます。

この図から下記2点がわかるようになると考えます。

  1. ハイプサイクルへの銘柄のマッピングにより、各戦略で物色すべき銘柄候補が絞れる
  2. これから、各戦略のターゲットなる銘柄を早期に見つけることができる。
    • 例えば、グロース株投資家は、ネクストAMZNを黎明期の銘柄から探すことになります。
    • また、バリュー銘柄は、幻滅期に入った銘柄がターゲットになるでしょう。
    • さらに、連続高配当銘柄は、回復期にさしかかっている株価も好調な銘柄が選定の対象となるはずです。

もちろん、上記の示唆は、今回提示した米国株ハイプ・サイクルという仮説が真であるならばという前提に基づいています。

まとめ

半ば思いつきで、主要な銘柄をハイプサイクルで整理してみました。

ハイプサイクルの各フェーズに位置する株は、株価の値動きや、株の評価観点などが異なってくることが想定されるため、株を新たに購入する際は、自身が買おうとしている株がハイプサイクルのどこに位置づく銘柄なのかは少しだけ気にした方が良いかもしれません。







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