ほぼ1年振りのブログ更新です。
とある金融関連への転職を機に、生株の売買から足を洗い、ひたすら放置していた我が株達の2019年の運用実績を評価してみたいと思います。
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株式保有状況
久しぶりなので、株の保有状況から振り返ります。
今年の株の売買はゼロなので、2018年時点から保有株数の変化はありません。
銘柄 | 株数 | 取得価格 | 2019.1.1時点株価 |
AMZN | 40 | 1519 | 1,539.13 |
ADBE | 155 | 239 | 224.57 |
NVDA | 150 | 202 | 136.22 |
前年の2018年を薄ら振り返ると、年末にかけて全体的な暴落+NVDAの大暴落に見舞われ、大打撃を受けました。大暴落の直前に売ったり買ったりとポジションを整理していた関係で平均取得価格も上がり含み損もまぁまぁあった感じです。
総資産の推移
2019年は11万ドル台からスタートし、16万ドルでゴールしました。
前年が結果的に不調で終わった中でそれを取り戻す形で+40%と堅調な成績となりました。
日付 | 総資産額 | 差分 |
2019-1-1 | $115,170.99 | - |
2019-12-27 | $161,594.95 | + 46,423.95 (+40.3%) |
運用利回り
次に年初からの運用利回りの推移は以下となります。
年初来利回りは+40.3%でした。ベンチマークであるSPYも約+30%と好調でしたが、それを一年を通して安定して上回る成績となりました。
一方、ナスダック100に連動するQQQに対しては年末の上げで辛うじて逆転したものの、年間を通じてかなり接戦となりました。
個別株のリスクをとってリターンがほぼ同じだと見ると今年に限っては、QQQだけ持っていた方が賢い選択だったように思います。まぁ年末にかけて持ち株全体のパフォーマンスが改善してきたので来年の爆発に期待です。
ポートフォリオの詳細
次にポートフォリオの内訳を見ます。
2018年末は以下の通りです。AMZNが過半数でした。
2019年末は以下のような比率に変化しています。
年間を通じて低調だったAMZNの比率が下がり、好調だったADBE、NVDAの比率が増えています。
保有銘柄の値動き
保有銘柄の値動きです。
保有銘柄でSPYを下回ったのはAMZNだけでした。そのAMZNも年末にでた「クリスマス商戦が好調」ニュースによって急上昇。今年は変化が少なかった一年ですが、来年は2000ドル台回復、その上を突き抜ける形での爆上げを期待します。
昨年末に爆下げしたNVDAですが、なんとか回復。仮に昨年末の爆下げ時に買えた人がいるならば今年は宝くじ銘柄だったことでしょう。まぁあの投げ売りの最中に買い向かっていける人はなかなかいないでしょうが。
そこまででなくても、今年のNVDAは凄かったですね。明らかに上昇トレンドに変わった今年の9月、10月くらいから入ったとしてもそこから40%以上は上げた銘柄です。
そしてADBEも凄かったです。安定してパフォーマンスを稼ぐ優等生。B2Bプラットフォーム、B2Cプラットフォームを両方有しているSaaSという点が盤石で好きです。サブスクリプションなので解約率さえ気にすれば基本的に業績は右肩上がり。転職して事業会社側にいきましたがマーケティングの世界ではやはりADBEは盤石ポジションを築いているのをひしひしと感じます。
今年後半にかけて新高値更新中であるため、来年も引き続きADBEには期待です。
今後の投資と妄想
今年一年は生株から足を洗い放置していましたが、実は生株とは別にS&P連動型投資信託をしこしこ積み立ててます。投信は会社で禁止されてないので引き続き来年も続けます。
ここからは妄想ですが、もし自分が今年、個別株を買うとしたら何を買うか、を考えてみました。
多分、セールスフォース(CRM)を買います。
前職だとセールスフォースという製品とはあまり関わりがありませんでしたが、事業会社に移るとセールスフォースを見まくります。どこもかしこもセールスフォース。
製品比較とかもしましたが、流石にSaaS製品のため導入期間が短かったりイニシャルコストが低かったりと、やりたいことがすぐできる、始められるという点は事業会社にとって都合の良いソリューションだと思います。
また、事業会社に移ってから色々なベンダーの営業担当者と仕事をしていますが、セールスフォースの営業はとても優秀な気がします。多分、給料も高いし、売れば売るだけインセンティブにはねるのでしょうか。提案のガッツが半端ないです。
そういった点で、セールスフォースがここまで流行っているという事実を少し理解できたので、もし仮に個別株を追加で買うとしたらCRMかなぁと、最近は思っています。