実はゆるゆると転職活動を始めていました。
今回は転職活動の記録を書いてみます。
スポンサーリンク
転社か転職か
一般に、転職活動と言ってもその意味は大きく2つあると思います。転社か転職です。
例えば、営業職でA社を辞め、営業職としてB社に移るのが転社です。
次に、営業職でA社を辞め、企画職としてC社に移るのが転職です。
どちらの方が転職難易度をが高いかというと、当然後者です。今回は私は職種自体を若干変えたため、後者の「転職」活動だったと言えます。
はっきり言って、私の転職活動は全く順風満帆ではありませんでした。かなり落ちましたし、苦労もしました。今回は、恥を忍んで、転職活動での苦労を公開していこうと思います。
自分は何がしたいのか、自分は何ができるのか
私の転職活動は、序盤に最大の苦しみがありました。
転職したい会社が見つからない、何がやりたいかもわからない、今までの経験とギャップがありすぎて無理がある、などの状況に陥り、エージェントに登録するも幅広く紹介される案件を適当に選んで適当に受け、そして落ちる状態を繰り返していました。
この時期は、転職活動しててもしっくりしない職にエントリーし、当然、落ちてるわけで時間だけ浪費される日々でした。
この状況を打開したポイントは、ベタですがいわゆる自己分析です。
「自分は何がしたいのか、自分は何ができるのか」を明確に言語化することで、よりマッチする案件を紹介してもらうことができましたし、最終面接まで到達する確率が飛躍的に上がったと感じます。
ここで転職について考え、自己分析を行った際に参考にした書籍をいくつか紹介したいと思います。
転職の思考法
この転職本の主張は「しようと思ったらいつでも転職できんだ!!と確信できる市場価値をもて!!」ということです。
いつでも転職できる実力、価値を自他共に認識している状態でいるということが、会社に束縛されずに経済的に自由になるための秘訣ということを最初から最後まで主張しています。
しかし、これだけだと強者の理論のように聞こえますが、この本の真骨頂は「では、どのように考え、ポジショニングを取ればマーケットバリューが高まるか?」を徹底的に解説した点にあります。
私はこの本を読んだことで、自分は何が得意で、次の一手をどう攻めれば自身のマーケットバリューが上がりやすいかという、新しい視点を得ることができました。
ストレングス・ファインダー2.0
自分の思考の癖から、自身の強みとなる5つの要素を教えてくれる本です。本を買うとウェブテストのキーが同封されており、受講することができます。
自身の強み、弱みの言語化というのは、後の転職面接の中では鬼門となります。強みについては適当になんでも言えますが、ツッコミが激しい企業を受けると大概、「弱みは何か?、その弱みとどのように向き合っているか、克服しようとしているか」などというとても答えづらい問いかけに出会います。
なので、強みだけではなく、弱みについて考え抜くという準備は重要です。特に言語化して初めて認知できる強みというものもあり、企業側は強みを言語化させることで、入社後の再現性を判断しているように思います。
なお、私のストレングスファインダーの診断結果は以下の通りでした。
- 自我
- 個別化
- 着想
- 戦略性
- 目標志向
また、弱みは以下の通りでした。
- 成長促進
- 共感性
- 抱合
- 社交性
- 適応性
上記をざっくりまとめると、「オーシャンズ11みたいなチームで働くとワクワクするコミュ障」といったところでしょうか。
職務経歴表の準備
自己分析が終われば、次は職務経歴表の準備です。
職務経歴表は、書類審査で使われる重要な書類なので、以下のポイントを抑えて準備することが重要です。
- 職務経歴表は、業種や職種ごとに何パターンか用意する
- 職務経歴表は、結果だけでなく、プロセスや乗り越えた課題や成果を詳細に書く。(従い、全ての案件は書けないため、ストーリーに合わせて選別する)
- 求人票で書かれている求める人材要件のキーワードを散りばめる。
私は大体、3パターンくらい作りました。
デジタル企画系では、サービス開発のPoCやBPRの経歴を中心にした業務経歴を、新規事業系では、ビジネスデベロップメントの案件を少し混ぜた状態の経歴を、Webサービス企画職系では、Web系のシステム検討やオムニチャネル系の案件で記載しました。
こんな感じで何パターンか作ることで対応し、書類の通過率は9割くらいでした。落ちたのはAMZNとかでしたね、株主なのに。。。
まとめ
本記事では転職活動の前半戦である自分探しと書類審査についてでした。次回は後半戦のエージェントの活用と面接対策についてです。